肩の力を抜いてくれた言葉、ノープロブレム
こんにちは。ホメオパスの福田真央です。
この4月に長年使っていたパソコンが壊れまして。
5月の頭に新しいパソコンを注文して届いたのが7月に入ってからでした。
リモートワークとかリモート授業が増えて、需要が高まってるんだなぁと実感しました。
壊れたのはすっごい長いこと使っていたノートパソコンだったので、
最後の数年は動きもすごく遅くて、このブログの投稿も写真が貼り付けできないとか、
かなり支障をきたしてたと言えばきたしていました。
でも、なんか、「まぁいっか。動くし。」みたいな感じで使い続けてました。
新しいノートパソコンを使い始めて、「なんてストレスなくスルスル動くんだ~!!」と、感動しています。
まぁいっか~って思ってても、ストレスは感じてたんですね。
このブログの更新もとってもしやすくなりました(*^-^*)
それで、仕事とか家事の合間をみて旅行に行ったときの写真をパソコンで整理しています。
初めて行った海外旅行がネパールで、一番感動した景色がこれです。
ポカラという町のサランコットの丘という小高い丘から眺めたヒマラヤ山脈です。
写真ではなかなか壮大さが感じられないですが、それまで観た景色の中で一番感動しました。
まだ日が昇らない内にホテルを出て、サランコットの丘の麓まで車で連れて行ってもらって、
真っ暗な中、丘を歩いて登るんです。
そして、朝日が昇るのを待ちます。
次第に山の輪郭が分かってきて・・・
「地球ってすごいなぁ。」
そんな簡単な言葉しか頭には浮かんでこなかったけれど、自然と涙が溢れてきてなかなか止まらなくて、
一緒にいた友達に「大丈夫?」と心配されるほどでした。
日が昇ってしまってからの姿はこんな感じ。本当に綺麗。
この初めての海外旅行が30歳の時で、心が楽に生きられる方法を探していたけれど、
まだホメオパシーのことは知らない。そんな頃でした。
ネパールでよく耳にした言葉があって、それは「ノープロブレム」
なにかにつけてノープロブレム、ノープロブレムってみんな言うんです。
一番衝撃だったのがタクシーで移動をしていたときのこと。
道が混んでいてほとんどスピードは出ていなかったのですが、
道路を横切ろうとした男の人をタクシーが軽く轢きました。
乗客の私たちは「え~っ?!大丈夫???」ってびっくりしてるのに、
タクシーの運転手さんも、轢かれた男の人も特に気に留める様子もなく、
運転手さんは一言「ノープロブレム」と言って再びタクシーを走らせました。
「今のはプロブレムやろ~!!!」ってざわつく私たち。
でも、まぁ、ノープロブレムなのかも。
だって、車の中もこんな感じなんだもん・・・。
いろいろ取れたり、むき出しになっていても車って動くんだ~って、それにもびっくりでした(@_@;)
今はどうか分からないけど、私がネパールに行った十数年前は、
日本の古い車を大事に大事に乗っているタクシーの運転手さんがたくさんいました。
こういうのいいですよね、なんか好きだなぁ。
バスが何十分も遅れたって「ノープロブレム」だし。
もう随分前のことだから詳しく覚えてないけど、とにかく何でもかんでも「ノープロブレム」で済ませてしまう。
私たちも次第に面白くなっちゃって、この旅行では何かにつけて「ノープロブレム」って言うのがめっちゃ流行りました。
「ごめーん。〇〇しちゃった。」「ノープロブレム」
「これってここ置いといていい?」「ノープロブレム」
だんだんノープロブレムがすごく心地よくなってきて、
「あぁ、そんなにああしなきゃこうしなきゃって思わなくてもいいのかもしれないな。
多少時間通りにいかなくても、間違えても、忘れても、たいして問題じゃないのかも。」
って思って、ちょっと心が楽になったんです。
それまでの私は、「遅れないように、間違わないように、忘れないように」と
頭の中がやるべきことや気を付けるべきことでいつもパンパンで、ずっと何かしら考えていました。
もちろんそれは大事なことなんだけど、そこまで気を張り詰めていなくてもいいんじゃないかなと思えてきて、スッと肩の力が抜けた感じがしました。
ネパールから帰国して、一番変化があったのはちょっと忘れっぽくなったことでした。
Aをやってる最中にBを頼まれて、Bが終わったらAのことはすっかり忘れてCをやり始める、
みたいなことが時々あるようになって。
そんなこと以前はほとんどなかったので、「ずっと緊張状態だったのが緩んできたのかな。」って、
忘れっぽくなった自分がなんだか嬉しかったのを覚えています(*^-^*)
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた(^^)/