心が楽になるために ~インナーチャイルドを癒す~
こんにちは。
前回、レメディーさえ取っていればそれでOK??? という記事で、レメディーを取る以外にもやったほうがいいことを書いた中で、インナーチャイルドを癒すことについても触れました。
インナーチャイルドの癒し方については、とらこ先生が書籍やDVDで解説されていますし、ホメオパシー以外でもネットで検索すればたくさんヒットするんじゃないかと思います。
なので、ここでは私がどんなふうにインナーチャイルド癒しをやってきたかを書こうと思います。
レメディーを取って過去に抑圧した感情、それは具体的に「あの時すっごい腹が立った!!」と思い出すこともあれば、なんだかもやもやしてはっきりしないけど、悲しいとかイライラするとか、いろんな形で湧き上がってきたとき。
私はイメージすることが苦手なので、子供の自分を抱きしめてあげるみたいな方法が上手にできませんでした。
なので、基本的には「そっか、私はこんなに悲しかったんだなぁ。」とか「怒ってたんだなぁ。」と、そのまま受け止めるというか、悲しみや怒りがあることを自覚して、そのままにしていました。
あとは、頭の中(心の中)で「あんなに辛かったのに、本当によく頑張ってきたよね。頑張ってくれてありがとう。」と自分を労う言葉をかけることもしてました。
抑えていた感情が激しく出てきたら、ノートに書きなぐるのもおすすめです。
誰に見せるものでもないので、怒りにまかせてぐちゃぐちゃに書きなぐったり、「悲しかった、悲しかった、悲しかった、悲しかった、、、、」と延々リピートしたり。
言いたかったけれど言えなかったことや、あのときこうすればよかったなぁとか、思いつくままに書いていきます。
「この経験があったおかげで」とか、「あの経験にはこういう意味があった」とか、辛かったことをプラスに変換するのは最初はしないほうがいいかなって思います。せっかく出てきたインナーチャイルドがまた違う形で抑圧されてしまうかもしれないから。
心が癒されてくると、自然と「~~だったおかげで〇〇になれた。」と辛かったことも無駄ではなかった、自分に必要なことだったと思えるようになるので、無理やりポジティブに変える必要はないと思います。
出てきた感情をそのまま受け止めるのが辛かったり、落ち込んでしまうようなら、友達と他愛のないお喋りをしたり、趣味に没頭したりして、気を紛らわすことや気持ちが明るくなることをやってみるのもおすすめです。
そして、インナーチャイルド癒しをするうえでとても大切なこと。
それは、インナーチャイルドがあっても自分は幸せになれるって思うことです。
詳しくは以前の記事で書いていますが(インナーチャイルド癒しのラビリンスに迷い込んでいたころのこと。)、インナーチャイルド癒しをやってもやっても次々出てくるインナーチャイルドに私はだんだん疲れてしまい、「いつまでたってもインナーチャイルドはなくならない。このままではいつまでたっても幸せになれないのでは・・・?」と悩んだ時期がありました。
そんなときに、CHhomのインナーチャイルド癒し演習という授業で、哲学者で心理カウンセラーの斉藤啓一先生が講師として授業をしてくださった中で話されたことが私を悩みからひょいとすくいあげてくれたんです。
「インナーチャイルドをある程度癒したら、インナーチャイルドを越えていこうとしたほうがいい。
いつまでもインナーチャイルドに縛られないで、次は幸せに生きることを考えましょう。
インナーチャイルドがあっても幸せになれるんです!!」
先生のこの言葉で「インナーチャイルドを癒しきらなければ幸せになれない」という私の思いこみがパカッと外れました。
それからは、「インナーチャイルドを癒さなければ!!」と自分を追い詰めるように取り組むのをやめ、自然にインナーチャイルドが出てきたときに癒せばいい。それよりも好きなことや楽しいこと、自分を幸せにすることに目を向けようと気持ちを切り替えることができました。
いいことも根を詰めてやりすぎると毒になってしまう・・・。まさにそんな体験でした。
と、いうことで今日は私のインナーチャイルド癒し体験についてでした(*^-^*)