ダメな自分を受け入れる勇気 ~とらこ先生講演会~
どうもこんばんは、ホメオパスの福田真央です。
ゴールデンウィークに入りましたね、いかかお過ごしですか?
今日の神戸はとてもいい天気でした。
用事で近所の郵便局まで歩いて行ったのですが、青い空や街路樹の緑が目に楽しく、ご機嫌な散歩道になりました♪
さて、昨日4月29日は我が母校CHhom大阪校にて、とらこ先生の講演会が開催されました。
(母校、といっても昨日が新校舎のオープンで私が4年間通っていたのは旧校舎ですけど。)
大阪校でとらこ先生の講演会があるときは、ほぼ毎回ボランティアスタッフとして参加していて、昨日も元気に受付担当してきましたよ♪
新校舎が木のぬくもりいっぱいの素敵な空間で自然と気持ちも上がる、そして新校舎オープン、新しいスタートだ!!っていうみんなの前向きな気持ちにつられて、の元気だったように思います。
とらこ先生のお話、今回もすごくよかったなぁ。
私ね、読書感想文とか、こういう講演会の感想書くのってすごく苦手なんですよね。
めっちゃよかった、感動した、泣いちゃったよ~なんて興奮気味に伝えるのは得意ですけど、
じゃあ具体的にどうだったの?どんなお話だったの?どう思ったの?って聞かれちゃうと、いろいろ感じたことや思ったことはあるけど、なんかうまくまとまらないというか、何書いたらいいかわかんない~って思考停止してしまって、言葉が出てこないの。
でもそんなことばっかり言ってられないよなぁ、と思うので、がんばって書きま~す。
今回のお話のテーマは『今を満足するコツ ~求める女性性から、与える母性へ~』でした。
“優秀でなければならない”や“美しくなければならない”といった、世間一般でよしとされているこの世的価値観を手放して、インナーチャイルドを癒し、自分で自分を無条件に愛してあげること。
そうすることで次第に、欠けている部分を埋めようとし、求める心を持つ女性性(男の人の中にも女性性があります)から、欠けている部分ではなくある部分を見て満足し、与える心を持つ母性に変えていくことができる。
という内容のお話でした。
そんな中で、私の心に特に響いたのが、記事のタイトルにもした『ダメな自分を受け入れる勇気』というとらこ先生の言葉。
最近、過去の自分ががんばってきたこと、乗り越えてきたことを、ひとつひとつ丁寧に拾い上げては「精一杯やったよね。」「自分のできる最善を尽くしたよね。」と認めるということをやっています。
インナーチャイルド癒し、みたいなものです。
この方法をやり始めて、自分が今までとれだけダメな自分を責めまくっていたかに気がつきました。
今まで過去のうまくいかなかったことに対して、私はその時の自分にほぼ100%ダメだししかしていなかったんです。
「よくがんばったね。」っていう労いの言葉がほとんどなかったの。
「なんで、あのときもっとうまくやれなかったんだろう。」「いつも逃げてばかりいるよね。」「どうしてあんなことしちゃったんだろう。」などなど。
ダメな自分にバツ印をつけて、責めに責める。もっとがんばれ、もっとうまくやれと追い立てる。そんなことをずっと繰り返してきたことに気がついたんです。
だけど、振り返って考えてみると、どんなときも私は決して手を抜いてきたわけではなかった。
うまくいかなかったときだって、そのスタートの気持ちはもっと良くしたい、成功させたい、そういった前向きな気持ちだったのに。そして、その時その時で、自分にできる精一杯のことをしてきたのに。
そんな前向きな気持ちは無視して、最善を尽くしたことは無視して、結果だけ見てダメだしばっかりしてました。
このことに気がついてからはもう、ほんとごめんね、って謝りまくりですよ。今まで責めてばかりでごめんねって。
精一杯やってくれてたのに、もっとがんばれ、もっとがんばれって追い詰めてばかりでごめんねって。
そして、今までずっと責められ続けてたのが、一所懸命な気持ちへの理解とか、最善を尽くしたことへの労いを受けるようになって、過去の自分も「その言葉がほしかったんだよ~、私がんばったんだよ。がんばったことを認めて欲しかったんだよ!!ダメダメばっかり言われて辛かったんだよ~。」って、今までの不満が大爆発みたいな(笑)
そうよね。そうよね。ほんとにごめんね、もうちゃんと、がんばってることも精一杯やってくれてることも分かってるから、安心してね。
てな感じで、過去の自分と対話をし、和解をしています。・・・って、怪しい?(笑)
でね、とらこ先生のこの言葉を聞いて、「そうか、私にはダメな自分を受け入れる勇気がなかったんだなぁ。」って思ったんです。
ダメな自分、できない自分だと愛してもらえないから、そんな自分を受け入れることができなくて、いろんなことをがんばってきた。愛されないことって、すごく恐怖だから。
がんばったことでよかったことも、もちろんたくさんありました。
がんばって続けてやってみたら意外とできる自分を発見して、それが楽しくなった、みたいな。例えば、スポーツなんかがそうでした、私の場合。
ただ、ダメな自分を認めたくないという、どちらかというとマイナスな気持ちのスタートなので、がんばってもがんばってもキリがないというか。
うまくいってるうちはいいけど、うまくいかないとめっちゃ苦しい。
さらにダメな自分を嫌悪してしまう・・・。
そんな悪循環にはまり込んでしまっていたんだなと。
じゃあ、がんばることって悪いことなのか?って言うとそうではなくて、とらこ先生は「正しい努力をしていけばいいんじゃないの?」って言ってました。
「できない自分を責めてする努力じゃなくて、楽しいからする、そんな努力だといいよね。」って。
確かに、好きで自らすることって、努力とかがんばるとかも楽しいですよね。壁を乗り越える楽しさがあります。
全部の努力がそういうふうにできるようになれたらいいなぁ。
それに、ダメな自分を良くしたいって思うことも、意欲があってとても素晴らしいことだと思うんですよね。
ダメな自分を責めすぎちゃうと辛いよねってだけで、成長したいと思う意欲は素晴らしい。
うん、だから、ダメな自分をひとまず勇気を持って受け入れて、良くなりたい、成長したいという前向きな気持ちに焦点をあてて、その時その時でできる精一杯を積み重ねていく。
そして、結果ばかりにこだわらずに、それまでのプロセスや努力を大切にして、きちんと認めていく。
そうすることが、無条件に自分を愛する、大切にするってことなのかも。
って今、思いつきました。
結局、人がどんなに褒めてくれたって、認めてくれたって、肝腎な自分が自分を認めていないと、心に空いた認めてほしいの穴はふさがらないんだろうなぁ。
そんなことを思ったとらこ先生の講演会でした。
講演会のあとは、新校舎オープンを祝ってとらこ先生による鏡開きが行われ、お酒が振る舞われ、全日程が終了しました。
残ったお酒にむらがるホメオパスとその卵の面々。
ホメオパスにだって、お酒大好き人間もいるのです。私は普段家ではまったく飲みませんが、こういった場ではけっこう飲みます。強い方だと思う。
真面目に仕事もしたよ。
そして、宴のあと。
飲み散らかしとるがな(笑)
うん、うん。とてもいい1日でした(*≧∪≦) ♪
それでは、また!!