食あたり、嘔吐下痢には
こんにちは。日本ホメオパシーセンター神戸北筑紫が丘、ホメオパスの福田真央です。 さきほどから雨が降り出して家の中の湿度が一気に上がり、裸足でフローリングを歩くとほんの少ししっとりしています(^-^; さて、梅雨でジメジメしたこの季節。十分に気をつけていても傷んだ食べ物を食べてしまってお腹をこわすことがあるかと思います。 何を隠そう私もつい先日、食あたりになってしまいました(^-^; その日は一日外出していたので、晩御飯に前日の残り物(ちゃんと冷蔵庫に入れていた)と帰り道に買ってきたお惣菜(夏野菜の天ぷらなど)を食べまして。 味がおかしいこともなく、とても美味しくいただきました。 食事が終わり、ちょっと休憩してからお風呂に入って、さてそろそろ寝ようかと布団に入ったものの、なんだか体がソワソワして寝付けないんです。 「んー、寝れないなぁ。」と布団の中でモゾモゾしているうちに、胃と小腸の上部あたりに熱っぽいような違和感が生じてきました。 違和感は次第にモヤモヤした痛みに変化し、吐き気もしてきて、寒気もします。 「たぶん何かにあたったなー。」としばらく布団の中で症状を様子見。 徐々に痛みの範囲が広がり、吐き気も強くなってきました。寒気も増しています。出しちゃったらスッキリするだろうし、実際体も出したがっている感じ。でも、便意がない。便意がくるまでにはまだ時間がかかりそうです。 この状態で悶々とするのは辛すぎる。 そこで布団から這い出してレメディーを取りました。 Chin.(チャイナ)、Ars.(アーセニカム)、Nux-v.(ナックスボミカ)、Sulph.(ソーファー)の4種類。いずれも30Cでオッケーです。 これは、Chhomの授業でとらこ先生から教わった処方で、とらこ先生がインドで嘔吐下痢になったとき、これで回復したそうです。 私もインド旅行の際、高熱と下痢に見舞われたことがありますが、凄まじいですからね、インドの下痢。そのときはまだこの処方を知らず、いくら自分でレメディー取ってもダメ。そもそも苦しすぎて冷静にレメディー選ぶ余裕がない!帰国が迫っていたので泣く泣く現地の病院で点滴打ってもらいました(;_;) で、話を元に戻して。この4種類のレメディーを手に、トイレにこもること数分、、、 ぐるぐるぐる~っとお腹が動きだしました! それからは、すっかりお腹の中が空っぽになるまで、レメディーを口に放り込みながらトイレで過ごしました。30~40分ぐらいかな。めっちゃきつかった~。 お腹の痛みがだいぶ落ち着いたので、一旦布団に入りましたが、また痛みがぶり返してしたので再度レメディー持ってトイレにGO。 「もう出ないって~、空っぽだって~」って感じなのにジリジリと痛くて、出したがっているお腹。それも次第に治まって、「もう大丈夫、寝れるな」って感覚になったので布団に戻ってそのまま朝まで寝ました。 翌朝、痛みは治まっていましたが、なーんかまだちょっと胃腸がしんどい感じが残っていたので、上記レメディーをペットボトルのお水に入れて、ちょこちょこ飲んでました。 そして昼過ぎにはお腹がすいて普通に食事できました(^-^) 今回の食あたり、別にレメディーを取らなくてもいずれは便意を催して、お腹の中が空っぽになるまで出して、回復していたと思います。 でも、それだと時間がかかるので、苦しむ時間が長くなっちゃいます。 レメディーを取ると自己治癒力を後押ししてくれるので、症状の経過が早いんです。 これは、食あたりだけじゃなくて、他の症状でもそうです。風邪をひいたとき、足首を捻挫したときなど、何か症状があるときに体が治ろうとする力を後押ししてくれます。 そして、今回のこの4つのレメディー。Chin.(チャイナ)、Ars.(アーセニカム)、Nux-v.(ナックスボミカ)、Sulph.(ソーファー) 食あたり、嘔吐下痢、胸やけ、食べ過ぎて苦しい、胃腸の違和感など、消化器系の症状があればとりあえずこの4種類のレメディーを取ってみてください。 いっぺんにポンポンポンと一粒ずつ舌下に放り込むか、余裕があればペットボトルのお水にこの4種を一粒ずつ入れて、ちびちび飲むといいです。下痢すると体が脱水気味になるから、水分補給のためにもお水に入れて飲むのがいいですね。 ちなみに、今回紹介したレメディーの取り方は急性の症状に対するセルフケアでの方法なので、慢性的に胃腸の症状がある方はホメオパスの健康相談会を受けていただいたほうがいいです。 それでは、最後までお読みいただきありがとうございました(*^-^*)