レメディーは鏡のようなもの
こんにちは~。
さて、ホメオパシーでは出ている症状を手掛かりにして同種のレメディーを選びます。
『同種』というのがポイントで、同種のレメディーを取ることで、
レメディーは鏡のようなもの。
例えば鏡に映った自分の顔に墨が付いていたら「え~、墨ついてたの?!」って顔を洗って墨を落としますよね。
鏡を見て髪の毛が変なはね方していたらブラシで整えたり。
レメディーは鏡のように、今の自分の状態を体や心に見せてくれる、教えてくれる道具です。
すると体は「なんとかしなくちゃ!!」
治癒の過程は様々で、必要があれば一時的に症状が悪化することもあれば、すっと症状が引くこともあって一概には言えません。
また、鏡を見ると、今までは気がついていなかったことや認識していなかったことに気がつくことがあると思います。
「あれ?こんなところにほくろあったっけ?」「なんだかちょっと顔が丸くなってきたかも・・・?」みたいに。
レメディーもそうで、表立って症状は出ていないから気がついていなかったことや認識していなかったことに気づかせてくれることもあります。
老廃物が溜まっているとか。過去に薬で抑えた症状が未解決のまま残っているとか。抑圧して無意識下にしまい込んだ悲しみや怒りとか。
そういった場合にも自己治癒力は活性されて、症状が出たり、感情がわき上がったりします。
目に見えたり感覚で認識できる症状が出なくても、感情が出てこなくても、見えないことろで気が付かないうちに変化していることもあります。
どんなときも治しているのはレメディーではなくて、『自分の力で』なんです。
レメディーは鏡みたいに「今のあなたはこうなってるよ。」って体や心にその状態を映して見せて、『自分の力で』治すためのきっかけを与えているだけ。
鏡に映された状態にしっかりと向き合わなくちゃいけないところが、ホメオパシーのなかなか厳しいところではあると思います(^_^;)
それでも、レメディーを取って自分の力で症状を乗り越えたり、感情に向き合ったりを繰り返していくうちに、少しずつ、時にはとっても体も心も軽くなっていくのが分かります。
そして、生きることがだんだん楽になってくる。
それが、ホメオパシーの醍醐味かなって私は思ってます(*^-^*)